【デュエマ】春の殿堂予想【プレミアム殿堂編】

 どうもこんにちは。はじめましての方ははじめまして。啄木鳥です。

 

 今回は、3月1日にデュエル・マスターズの「殿堂発表」…即ち禁止及び一枚制限の発表があると公式側からの発表があったので、それに伴いこちらの記事で殿堂予想をしていこうという記事です。

 

 まぁ今回はかねてより話題に上がっていた「殿堂候補」の「CRYMAXジャオウガ」が環境での立ち位置を徐々に悪くしていることもあって、なんとなく予想が難しい状況ではあるのですが、それでも確定で足湯*1や温泉*2に行きそうなカードが何枚か存在するので、そのカードらを中心に解説していきます。

 

 それでは、どうぞ。

 

 

 

 

 ・・・カード紹介の見方・・・

カード画像

コスト/パワー/種族/種類

■能力

殿堂の可能性:強/中/弱(例外アリ)

と、なっています。

 

 

 

1.プレミアム殿堂(禁止カード)

 

 まずは禁止カードです。今回は2枚のカードがプレミアム殿堂になると予想しています。

 

1枚目 『機術士ディール /「本日のラッキーナンバー!」』

クリーチャー面

コスト6/パワー6000/マジック・コマンド/クリーチャー

Wダブル・ブレイカ

■このクリーチャーが出た時、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストのクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。

 

呪文面

コスト3/呪文

数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストのクリーチャーを召喚できず、同じコストの呪文を唱えられない。

 

 

殿堂の可能性:なんでまだ生きてるんだろうってレベル。

 

以下、解説

 

 「双極篇」にて登場した、最悪かつ最低の能力を持ったカードです。

 上はそうでもないように見えますが(見えるだけです)、下は単体で出ていたとしても殿堂入りしていただろうと思えるくらい強力なカードです。

 

 このカードの恐ろしい点は、「クリーチャーと呪文の両方を1枚のカードで止めれる」「クリーチャー回収カードで回収できる」「次の相手ターンまで制限効果が続く」、「何故か呪文側のコストが3」の4つです。

 

 まず、クリーチャーと呪文というデュエマにおいて最も重要なカード種の2つを、指定コストのクリーチャーしか止められないという点を踏まえても、次の相手ターンまで止められるというのは明らかに壊れています。

 

 さらに上面がクリーチャーであるため、多種多様な「クリーチャー回収カード」で山札から引っ張ったり墓地から手札に戻して再利用したりできるわけです。

 「クリーチャー回収カード」は「呪文回収カード」より性能が良いカードが沢山ありますので、上面がクリーチャーである時点で手札への持ってきやすさは8割くらい上がります。

 

 例えば極端な例ですが、「未来設計図」なら多少ランダム要素はあれど最速2ターン目に引っ張ってこれますし、墓地にある場合「ダーク・リバース」を使うだけで気軽に再利用できます。(実質5マナ消費になりますが)

 

 こんな単純なカードでも持ってこれるわけですよ。そりゃもう、実質何でもありみたいなもんです。

 

 そしてこのカード、何故か呪文コストが3なんです。

 現代デュエマにおいて3コストとは、それ即ち0コストとなるわけです。

 

 「龍素記号wDサイクルペディア」や「芸魔隠狐カラクリバーシ」といった無料で呪文を1枚唱えさせてくれるカード達がいますからね。

 

 しかも「龍素記号wDサイクルペディア」がバトルゾーンにいる状態で手札から呪文を唱えたら2回発動出来るので、「「本日のラッキーナンバー!」」で2つのコスト帯の全てのクリーチャーと呪文を相手ターンまで止められます。

 

 「芸魔隠狐カラクリバーシ」は「革命チェンジ*3」で最速3ターン目に出てこれるので、相手の行動を見切れば下手したら相手の動きを完全に停止させて、なにもさせずにターンを終了させられます。もはや「終末の時計ザ・クロック」です。

>呼んだ?

 

 

 とまあこれだけ強い点もあるので、随分前に殿堂入り事態はしてるんですが、それでも永遠に悪さし続けているので、そろそろ温泉に行ってもらった方が皆喜ぶと思います。機械だから温泉入れないと思うけど

 

 

2枚目 「邪帝斧ボアロアックス/邪帝遺跡ボアロパゴス/我臥牙ヴェロキボアロス」

 

1面目

コスト4/ドラグハート・ウエポン
このウエポンをバトルゾーンに出した時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。

 

2面目

コスト7/ドラグハート・フォートレス
クリーチャーを自分の手札から召喚した時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が30以上であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。

 

3面目

コスト10/パワー15000/ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグハート・クリーチャー

自分の手札からクリーチャーを召喚した時またはこのクリーチャーが攻撃する時、自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■T・ブレイカ

殿堂の可能性:極強

 

以下、解説

 

 遂にこのカードが登場してから10年経ちました。いやはや、速いものです。

 このカードが出た当初は「イメンループ」などのデッキで使われており、その頃からその能力の凄みを前面に出しておりました。

 過去このカードが使われていた「イメンループ」では、「龍覇イメン=ブーゴ」と組み合わせて、全文明になったマナからあらゆる文明のクリーチャーを出して盤面をめちゃくちゃにするというのが基本戦術でしたが、「S級原始サンマッド」や「ベイBジャック」などの強力な自然文明のクリーチャーと組み合わせて使われるようになってから、「別に染色しなくともただ自然の5コスト以下が出るだけでヤバい」という、このカードの真の実力が現れ始めました。

懐かしいですね。

 

 そして時が流れ、現代。

 「インフェル星樹」や「切札勝太&カツキング -熱血の物語ー」などという、単体でも充分ゲームを半分くらい終わらせられるレベルのバカみたいなカードをマナから釣り上げられるカードとして、このカードは活躍しています。

 

 「インフェル星樹」は「禁断」*4と組み合わせると、バトルゾーンに出た時に「禁断」についている封印を自分のマナゾーンに2枚置いた上で置いた枚数山札からカードをドローする…つまり2枚ドローするという爆アドカードであり、「ボアロアックス」をだすであろう7マナ域の時に出ると、次のターンには9~10マナ使用することが可能です。もうそなったら後は何でもあり。デカい大型獣だろうが強力な呪文だろうがほぼなんでも使えます。

 

 「切札勝太&カツキング -熱血の物語ー」に関しては山札の上5枚から好きなカードを手札に加えたうえでマッハファイター&スピードアタッカー持ち。更には火・水・自然のドラゴンなので7割くらいの「革命チェンジ」持ちドラゴンに変化できます。自らの能力で変化先のドラゴンを持ってくることが可能なので、運が良ければそのまま0の状態から勝利まで持って行く事が可能です。

 

 まあ、つまり「ボアロアックス」を出せば勝てるというような状態になってしまっているわけです。この時点で野放しにしておくわけにはいきませんし、このカードは公開領域のカードなので、一応現在「殿堂入り」ではあるのですがループで使わない限り殆ど「殿堂入り」の意味がありません。かといって「ボアロアックス」を出すための「ドラグナー」を殿堂入りさせるわけにもいかないので*5、「ボアロアックス」はプレミアム殿堂入りするべきなんですよね。正直個人的にはしてほしくないんですがね。

 

 極め付けに、このカード「永久強化型」のカードでして、「自然のコスト5以下のクリーチャーが出る度に強化され続ける」という性質を持っているため、プレミアム殿堂入りさせるなら早い方が良いと思います。本当は去年やるべきだったと個人的には思う。

 

 

 

 

 

 

如何でしたか?

今回は春の殿堂予想【プレミアム殿堂編】をお送りしました。面白かったらブックマークしていただけるとありがたいです。

それでは、また。

 

【追記】

なんと「大感謝祭 ビクトリーBEST」の再販が決定いたしました!!下記URLから購入出来ますので、お買い求めでしたらぜひこちらからよろしくお願いいたします!


 

 

*1:殿堂入りの意。

*2:プレミアム殿堂入りの意。

*3:この能力を持つクリーチャーが手札にある時、この能力に紐づけて記されている条件を満たすクリーチャーが攻撃する時、手札にあるこの能力を持つクリーチャーと攻撃しているクリーチャーを入れ替える能力。

*4:デュエマ開始時にバトルゾーンに置けるカードで、このカードを使う場合、開始前の準備段階でこのカードの上に山札の上からただのカード扱いの「封印」を6枚おかなければならない。この「封印」は「禁断」の場合、火文明の種族名に「コマンド」が含まれているカードをバトルゾーンに出すと1枚剥がせる。剥がした「封印」は通常墓地に置く。

*5:一部例外を除いて大して強くない上に、他のドラグハートにも影響が及ぶのでメリットが無い。