【デュエマ】春の殿堂予想【殿堂編】

はい、こんにちは。啄木鳥です。

今回は春の殿堂予想殿堂編をやっていきます。

特に話す事もないので、早速書いていきます。

 

 

 

 

 

 ・・・カード紹介の見方・・・

カード画像

コスト/パワー/種族/種類

■能力

殿堂の可能性:強/中/弱(例外アリ)

と、なっています。

 

2.殿堂カード(1枚制限)

今回は5枚予想です。(私怨含む)

 

幻緑の双月/母なる星域

上面

2/1000/ビーストフォーク/クリーチャー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。

下面

3/呪文
■自分の進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。

 

殿堂の可能性:高

「ツインパクトNO1パック」で登場した、いつのまにか少し古臭くなってきたカード。(まぁ元の2枚はおじいちゃんレベルで古いんですが)

 

理由はもちろん「CRYMAXジャオウガ」です。
というのもこのカード、元々は上のカードはわりとどうでもよくて、下のカード「母なる星域」が主な主役になっているんですが、この「母なる星域」は、バトルゾーンのクリーチャーとマナゾーンの進化クリーチャーを入れ替えるカードなんです。

 

なので、本来ならバトルゾーンに生贄と進化元の2体のクリーチャーを揃えないといけないので、特定のコンセプトでもない限りは使い勝手の悪いカードで、ガチデッキに採用される事もないカードでした。

 

しかし「CRYMAXジャオウガ」含めた「S-MAX進化」が登場した影響で、このカードの評価は大きく変わる事となります。

 

「S-MAX進化」は、「進化元を必要としない進化クリーチャー」という、これまでの常識を根本から覆すカードタイプだったんです。つまり「母なる星域」で「S-MAX進化」を出す時、生贄を用意しておくだけでよくなってしまったわけなんです。

 

これにより「CRYMAXジャオウガ」のデッキに搭載され、環境で猛威を振るう事となりました。

 

現在は「CRYMAXジャオウガ」のデッキも勢いがなくなってきてはいますが、それは環境のデッキと相性が悪いという理由があるからで、「母なる星域」と「CRYMAXジャオウガ」がある限りこのデッキは環境に居続けるし、デュエマ全体に悪影響をもたらすでしょう。

 

そこでどちらを殿堂にするかという話になると、まぁ「CRYMAXジャオウガ」だと考える人もいるかと思いますが、「幻緑の双月/母なる星域」の方が、他の「S-MAX進化」にもポテンシャルの高い奴がちらほらいたり、そもそも「神秘の宝箱」があれば「CRYMAXジャオウガ」を殿堂入りさせたとして全然戦えるので、ここは「幻緑の双月/母なる星域」を殿堂入りさせてくると思います。

 

もしかしたら普通の呪文版の「母なる星域」も一緒に殿堂入りさせてくるかもしれませんので注意しましょう。

 

※環境で使われる場合「幻緑の双月」の方も中々良い動きをさせてくれるようですが、正直上面だけ切り取った時全然強いと思えず、下面だけでもデッキとしての可動率を落とすことはないだろうと判断して敢えて解説しておりません。


瞬閃と疾駆と双撃の決断

3/呪文

■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
 ➧コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
 ➧このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
 ➧自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。

殿堂の可能性:高

 

まさかコイツの殿堂予想をする事になるとは。

 

昔はそうでもなかったですが、
現在は結構めちゃくちゃやってるカードです。

 

「超天篇」で登場した「パーフェクト系呪文サイクル」の火のカードなんですが、闇や自然と比べると見劣りする点が多く、当初は面白デッキや申し訳程度に革命チェンジで使われるくらいであまり活躍はしていませんでした。

 

しかしこのカード、3コストのクリーチャーを出してそのままスピードアタッカーを付与出来るので革命チェンジや侵略と非常に相性が良く、活躍はせずとも強そうなオーラは醸し出していました。

 

「超天篇」だと「赤単バイク」とかで使われていました。「覇王速ド・レッド」が3コストのソニックコマンドなのでこのカードで出せるんですよね。後このカード2回攻撃付与出来るので、2ターン目になんでも良いからクリーチャー出しておけば「覇王速ド・レッド」からの侵略先次第で3キルする事も出来たんです。

 

なおこのカード3コストなので、「ナゾの光リリアング」で唱えられます。まぁ、これに関しては当時やってる人あんまりいなかった記憶がありますけど。

 

まぁ当時の話は置いておいて……。
このカードと相性の良い「革命チェンジ」や「侵略」は、近年何度も強化をもらっており、それに比例してこのカードの評価も年々上がっています。

 

そして去年、「赤青マジック」というこのカードと最高相性のデッキが登場しました。

 

このカードから「灼熱の演奏テスタ・ロッサ」などを出して、「芸魔隠狐カラクリバーシ」に革命チェンジして「氷柱と炎狐の決断」を唱えてドローした後に後続のクリーチャーを展開して……とまぁ、とんでもないくらいのアドバンテージを稼げますし、なんなら「氷柱と炎狐の決断」でなくこのカードをもう一回使って「芸魔隠狐カラクリバーシ」に2回攻撃を付与すれば「芸魔王将カクメイジン」を出して即キルまで持っていけますし。

 

まぁもう、相性良すぎるわけです。
そんでもってこのデッキは新しいカードだらけなので、殿堂入りによる調整をするならば対象となるのは間違いなくこのカードなんですね。

 

なので、殿堂の可能性は高いと考えられます。


森夢龍フィオナ・フォレスト

7/7000/ドリームメイト・ドラゴン/クリーチャー

■W・ブレイカ
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、フィールドを1枚、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、自分の他のドリームメイトは選ばれない。

殿堂の可能性:くたばれ

 

マジでくたばって欲しいカードです。
「最強戦略!!ドラリンパック」で登場したカードで、フィールドを出せるという特殊な効果を持ったクリーチャーです。

 

登場時は「Dの禁断 ドキンダムエリア」を使ったドリームメイト+禁断デッキとかありましたね。まぁ可愛いもんです。このくらいなら。

 

しかし!!
現在は「完全水中要塞アカシック3」と合わせてループデッキに搭載されています。

 

4ターン目に発動するループで、しかも安定性抜群。ループ手順は省略しますが、最終的には個人的プレミアム殿堂候補の「「本日のラッキーナンバー!」」を無限に発動してクリーチャーと呪文を完全封印してフィニッシュするという恐ろしすぎるデッキです。

 

ただ、こういうループデッキは今までも存在していたので、ループがあまりにも酷ければループパーツが規制されるでしょう程度で解説を終わるんですが。

 

今回可能性の欄に「くたばれ」とか物騒な事を書いた理由は、「これが完全に予期出来ていた事だから」です。

 

というのも、「森夢龍フィオナフォレスト」が出たのは4年ほど前の事。確認しようと思えばいくらでも確認できる時間はあります。にも関わらず「10マナなら大丈夫!」的な安直な理由で付けたとしか思えない10コストに、「呪文を好きなように使ってよい」というヤバすぎるテキストで登場した「完全水中要塞アカシック3」。そんなもん、最速4ターンで出せるんだから暴れるに決まってんですよね。

 

ループ嫌いを前面に出している公式が、絶対予期出来たであろう理不尽ループを世に落としたのはちょっといただけないと思います。それにこんな簡単なデッキ、デッキビルダーからしたらちょっとムッと来ますよね。


アカシックループ」と呼ばれるこのデッキも、ビルダーが調整した結果ここまで洗練されたというのはわかっていますが、「サガループ」といい、ビルダーの血と汗と涙の結晶である「マーシャルループ」などのループデッキを馬鹿にしたような簡単なデッキで、イライラするんですよね。


これからはわかりやすく簡単なループとか普通にやめて欲しいです。難解なのが作られるように頑張って調整して欲しいです。

 


ん?
アカシックループも簡単じゃない?

 

 

いやいや、呪文が無料で撃てるんですよ?
証明できなくても適当に撃ったら勝ちますよ?このデッキ。

 

だから、「サガループ」と一緒なんです。
馬鹿でも使えるから。

 

それに俺は一言も現在のデッキのループが簡単だとは言ってませんよ?でも、無料で呪文が使えるならループしなくても勝てますよね?

 

この組み合わせなら、はっきり言えば「パーフェクト・リリィ」出して「オールデリート」撃っても勝てるじゃないですか。

 

そうなんです。大事なのはこの組み合わせと、これらを手札に揃えるカード、早出しするカードだけで、後のフィニッシュなんてなんでも良いんです。

 

研究のしがいはありますけどね。
でも、いらんです。無限の可能性とか。

 

限られた条件下でやるからループは面白いんです。

 

はい。僕の言いたい事は以上です。
実質的な評価としては公式はループ嫌いなので普通に規制してくるだろう。って所です。

 

「無月」の頂 $スザーク$

10/15000/ドルスザク、マフィ・ギャング、ゼニス/クリーチャー

■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■T・ブレイカ
■このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手の墓地に、どこからでもカードが置かれた時、カードを1枚引いてもよい

殿堂の可能性:いい加減にしろ


コイツはいつまで環境にいるんだ……?

 

なんか2年くらい前からずっと環境にいる気もする「青魔導具」や派生の「青黒魔導具」の手綱を一生引っ張っているのがこのカード。結構新しいカードで、「黄金戦略!!デュエキングMAX」で初登場し、その時からずっと猛威を振るっています。

 

召喚・攻撃時の除去と手札破壊能力に、ドロー能力。倒しても普通に復活してくるゾンビ性能、そして純粋に高いスタッツで環境を荒らしに荒らしてきました。

 

何がやばいって相手が除去したターンの終わりに出てくる事。各ターンの終わりって表記のせいで相手ターン中に復活できてしまうんですよね。

 

そして除去をして、手札破壊もして、その後相手の墓地に2枚カードが置かれたからって2ドローするんです。単純に言えば、相手は-2でこちらは+2。これが下手すればゲーム中ずっと続くんですから、そりゃあ負けますよ。

 

ただもう流石に1年以上経っているので、そろそろ殿堂入りして足湯にゆっくり浸かってもらった方が良いんじゃないかなと思っています。

 

このまま行くとしぶとく生き残り続けるのは明白なので、「青魔導具」の強化もしづらくなってしまいますしね。

 

神羅星アポロヌス・ドラゲリオン

6/15000/フェニックス/進化クリーチャー

■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■侵略:火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■T・ブレイカ
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
■メテオバーン:このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。

殿堂の可能性:コイツはキライ枠

 

まぁ、キライ枠があっても良いでしょう。
結構強くて使ってる分には楽しいカードですし、ちょっとデュエマ下手でも大会とかで上がっていけるので初心者にはおすすめのカードなんですが、使われると運ゲーにかなり近くなってしまうので、使われた側はまぁ面白くないカードです。

 

いつか運営がコイツの運ゲー要素を危険視するとは思うので、その時点で殿堂入りするんだろうなとは思っています。

 

 

 

 

如何でしたか?

今回は春の殿堂予想、「殿堂編」でした。

参考になったらブックマークしていただけるとありがたいです。

ではでは~。